２０２３年の振りかえと２０２４年の見通し

いろんな資産のリターンをまとめた表です。2023年はほぼ全ての投資資産は上がりました。２０２２年からの反動でも言えます。

来年の見通しについて、ザイの連載で書きました。

https://diamond.jp/zai/articles/-/1026698

ポール　サイ

 

 

米国１０年債券の利回りのチャートです。５％ぐらいのピークから、わずか１ヶ月半ぐらいで、３％台に入りました。この下落のスピードはかなりはやいと思いました。２０２０−２０２１年の超低金利には戻らないですが、金利は３％台のレンジ内でしばらく動く可能性は高いです。

ポール　サイ

連載ビデオ ー エヌビディア株を底値近くで買っていた投資家が語る「悪いニュースはいいニュース」ってどういうこと？

ポール　サイ

 

• 過去10年間の為替とS&P500指数の相関性を示すチャートを作成しました。具体的には、180日間の相関性を示すチャートです。
• 2020年12月までは、円高になると、S&P500指数は下落、円安になるとS&P500指数が上昇という相関が観察されました。
• しかし、2021年1月からこの関係は逆転しました。円高になるとS&P500指数は上昇しはじめました。この変化の原因は、金利環境の変化にあります。
• これにより、円安と株価下落の傾向が生じました。円安＝米国の利下げ観測ですから。米国が利上げを停止すると、株価上昇と円高の傾向に転じました。
• このドルと米株の相関性は今後も続くと見られます。円が強まると、米株は上昇する傾向にあります。したがって、円投資家は為替の変動からある程度保護されています。

ポール　サイ

ボンドに投資するタイミング

 

ボンドラダーの記事、１１月８日に公開しました。

https://diamond.jp/zai/articles/-/1024307

AGGという債権市場全体のETFです。市場は徐々に金利は下がることを織り込み始めています。おかげさまで、タイミングは良かったです。

ドル金利の下落によって、少し円高になりました。

ドル金利が下がって、円の金利が一定ですと、その金利さは縮むので、円高になると思いがちですが、実際、ドル金利下がる時、円金利も下がりました。なので、そこまで円高を心配しなくていいと思います。

ポール　サイ